盛夏のホーム！[8/1　木曽川水系]

日曜日。

この日ももちろん朝一番でホーム入りし、朝靄の残る林道を歩き始めます！

しばらく歩いて、今期もっとも実績のある「第二章核心部ＰＡＲＴⅠ」に入渓。

土曜日は増水でＷＷが出来ませんでしたが、

この日は意を決してＷＷの装備！

リトルプレゼンツのＷＧに、ＳＰパンツ。

足元を固めるのはもちろんキャラバンのアクアステルス！

ウェットウェーディングの「本デビュー戦」です

朝方、ちょっと増水気味のホームの流れはまだ冷たく、

陽が差していない場所の立ちこみはちょっと寒いくらい。

なので、あまり流れに立ち込まないように、

普段よりちょっと遠くからキャストしてみます。

リーダー+ティペットも普段よりちょいと長めの18ft。

それが奏功したのかは分かりませんが、

次から次へとイワナがヒットします。

これはちょっと愛嬌のあるイワナでしたね！

でも・・・、小さいのは次々と掛かりますが、

良いサイズはいつものようにバラシの連続です

先月「そこそこサイズ」のイワナを釣ったポイントで、

浮いている9寸確実のイワナにはまさかのすっぽ抜けをしたり

石裏から出てきた真っ黒な「魚雷」は、フッキング三秒後にまたもやバラシ

大きさからして、尺はあったと思うんですけど・・・。

う～ん、バラシ病はなかなか治りませんね

でもまあここは・・・。

この綺麗な流れを遡行できるだけでも、楽しいんですよ！（←ホントです！）

昼近くになっても相変わらず涼しく、暑さをあまり感じることなく遡行を続けます。

反応は依然として良いですが、型はどんどん小さくなっている感じ

う～ん、ここはやっぱりこんなもんなのかな～？

悪場を大きく高巻き、時刻はすでに午後2時過ぎ。

すでに7時間以上も遡行して体力も残り少なく、

さすがに気力も尽きかけていた時に向きあった、とある副流筋。

どうせチビしか出ないからな～なんて、

適～当～にキャストしたフライが

チョボっと「消えた！」

ん？と思いつつ合わせをくれると、

一瞬でカムパネラの＃2が絞り込まれます！

「デカイ！！」

副流なのであまり広くはないその場所。

石の裏に逃げ込まれそうになりながらも必死に耐え、

「バレるなバレるな！」

心の中で念じ続ける！

その願いが通じたのか？

あるいは、あまりしつこくホームに通っているので、

渓流の神様もやっと気まぐれを起こしてくれたんだろうか？（←そうかも？）

観念したかのように、そのイワナがふ～っと浮いてくる！

引き味を楽しむ余裕が無いのでちょっと強引に距離を詰め、

ネットを持って一気にランディング！！

ついに！

やっと！・・・というか、

ようやく出てくれました

今期初の尺イワナ！32センチ！

でも妙にこじんまりして見えるのは、やっぱりネットがでか過ぎなんですよね

（写真のセンスも無いのですが・・・。）

も～これで充分だと思い、

あとは目前の退渓点まで急ごう！と思ったときに目に止まった倒木のあるポイント。

良くみると、倒木の下にデカイのがクルージングしています！

これまた適～当～に、倒木の手前30センチにフライを投げると、向こうから飛びついて来ました！

あれ～、また尺か～？

なんて虫のいいことを考えていたら、

9寸ほどのイワナでした

尺上を釣ったばかりなので、なんだか細くみえちゃいますね（←贅沢ですね

）

と、この時点で何故か？フライラインが切れているのに気づきました。

退渓点も近いし、もう十二分に良い思いが出来たので、ここで退渓することに。

今期は数には恵まれていたけど、

尺越えの壁は恐ろしく高く、なかなか大台を突破することが叶いませんでした。

一番期待していた秋田・岩手の渓でも、

身近で実績のある川上の渓でも、

9寸サイズは相当出ていましたが、やっぱり？尺が取れませんでした。

去年も散々通って、やっと8月に爆発したこの渓でしたが、

今年も通うこと既に10日以上

自分でも「どうかしてるぜ！」って思うほどに通い詰めて、

「盛夏のホーム」でやっと念願が叶いました！

これで三年連続で、8月のホームで尺イワナを釣ったことになります。

8月のホーム。

やっぱり、僕にとって特別な存在となりそうです。

ふと気づくと、今期も残り2ヶ月足らず。

この大好きなホームに来れるのも、あと数回ほどになりそうです。

けれど・・・、

まだまだ！

通い続けますよ！

もう指名手配でも何でもイイ

今度は、夏の終わりに！

おしまい！

○釣行データ

釣行日　　：8/1

水温　　　：13～14℃

水量　　　：多い

フライ　　：＃10～16テレストリアル色々

釣果　　　：尺イワナ、と、その他もろもろ