クールダウン・いつもの渓めぐり [6/23・24]

先週の火曜日。
 
台風の影響で終始大雨・強風の東北道を、600キロ走りぬくのは本当に疲れました。
家に辿り着く頃には本当にヘロヘロ!
「当分釣りは行かなくていいや!」
と心から思い、カミさんにもそのように告げていた、
 
のですが・・・、
通常のサイクルに戻り、会社と家との往復の生活に戻るとやっぱり色々とストレスが溜まる訳です。
 
そして迎えた週末。
 
「・・・前言撤回!やっぱり行ってくるから!」
 
古人曰く、敵を欺くにはまず味方からと
(かみさんゴメンなさい・・・これ見てないけど)
 
 
6/23(土)
とは言っても東北疲れがまだ抜けきれず、ヘロヘロなのは間違いないので近場に行くことに。
 
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(今回はボケボケしていてデジカメを忘れた為、全て携帯のカメラで撮影)
 
片道160キロの川上の渓が今や「近場」に感じる今日この頃。
慣れというのは恐ろしいものです!
 
でも思ったより水が多く、源流部に入ることに。
ここは二年ほど前、川辺の砂地に巨大な肉球スタンプを発見して以来入っていませんでしたが、
秋田で熊に遭ってばかりなのでまあ大丈夫かな~と勝手に思いつつ入ってみることに。
 
水が多すぎてポイントが限られますが、フライを流せるポイントでは高確率で反応があり、
 
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8寸程度のイワナが結構遊んでくれました!
 
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もう少し先もあるのですが、
巻くのが面倒なのでここらで退渓して別の渓へ。
 
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川上の美渓に転戦するも、ここも水が多くお目当ての大イワナとはまた出会えず、
何尾かのイワナを釣ったところ、ほどほどの所で退渓としました。
 
 
6/24(日)
 
川上の渓は思ったより水が多く、しかもここは意外と水の引きが遅いような印象があるんです。
 
どうしたものかな~と思いつつも山梨の道の駅で力尽き、早々に寝てしまっていたら、
マテリアルさんから連絡があり木曽のホームに行くとのこと・・・。
 
木曽かあ~!
増水に強く水の引きも早いホームならば或いは・・・ということで思い切ってホームまで移動し、
マテリアルさんと待ち合わせして共にホームの渓・核心部Ⅰを釣り上がることに!
 
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重点的にイワナなポイントを攻めるマテリアルさん。
何だか僕の釣りと似ているな~(ただしもっと丁寧)
 
やや水が多めなものの、コンディションは良好!
朝方こそ活性が低かったものの、昼頃にはだんだんと反応が良くなりイイ感じに!
 
交互に、快調に釣り上がったところで現れたポイント。
僕にとって忘れることのできない、2010・2011年と二年連続で尺イワナを上げている場所に差し掛かかる。
ここは多分良いのが出るだろうな~とマテリアルさんの投げたフライを注視していると・・・
案の定、大きいイワナが「出た!」
 
見ている僕の方が思わず声をあげてしまったけど、あえなく外れてしまいジ・エンド・・・
かと思ったのですが、イワナは多少沈んだもののまだ定位している!
マテリアルさんは何度もフライを交換しイワナを狙いますが、
一度フッキングしたイワナは相当ナーバスになっている様子でフライを喰ってくれません・・・。
 
「お願いします!」とマテリアルさん。
どうせやらかしちゃうからな~と思いつつ、やらずに諦めるのはあまりにも勿体ない!ということでやらせてもらうことに。
 
立ち位置を少し変え、こういう時の僕の常用パターン、EHC#18を投じて二投目・・・
 
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ようやく掛かってくれたのは尺には及びませんでしたが、
ナーバスになっていた良型イワナを引っ張り出すことが出来、嬉しい一尾でした!
(マテリアルさん、ありがとう!)
 
その後も反応は結構良く、
 
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ホームらしい綺麗な良型イワナを追加。
 
でも区間終点に差し掛かる頃には完全にバッテリー切れを起こしたので、
残りのポイントはマテリアルさんにお任せして、大岩の上で久しぶりの昼寝です
 
マテリアルさん、お疲れ様でした。
(来年は年券かな?)
 
 
今回は台風一過の増水で大きなチャンスかと思いましたが、
川上にしても木曽にしてもあと一歩の状況、もう少し水が引くのが早ければな~という感じでした。
 
でも通いなれた双つの渓で納得の出来る綺麗な良型イワナを釣ることが出来て、
ヘロヘロな体に鞭打って来てみた甲斐がありました!
 
 
東北遠征から三日でまた川上・そして木曽のホームと転戦し、
疲労もピークですが、そんなことは言っていられませんね~!
 
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シーズンも折り返し。
今がベストシーズン真っ只中なんですから!
 
 
おしまい。