真夏の北ア合宿・二日目 [8/8 奥飛騨の渓]
明けて二日目。
この日は前日の渓の「まだ見ぬ流れ」を探索すべく、
栃尾の宿を朝5時に出発し、登山客に混じって林道を歩き始めます。
いつものように(?)、小一時間ほど歩いて入渓し、
先日上がった堰堤の上から釣り開始!
朝一の渓は水も冷たく(10.5℃)、ウェットウェーディングでの立ち込みはちょっとキツイですが、
イワナはボチボチ反応するので、覚悟を決めて釣り上がります!
today_drifterさん共々、何尾かのイワナを掛けたところで一区切りが終了。
仕方ないので次の区間に進み、入渓しようとしたら、
またしても先行者の姿が
さすがに人気の渓です。
気にせず次の区間へ。
前日エリアとうって変わっての水量豊富な流れ。
下のほうは取水されていたのでしょう。
これが本来のこの渓の水量のようです。
入渓点近くで大きな「尖った」頭が姿を見せましたが、これはいつものようにスカ
続いて反応はボチボチありますが、期待した型は姿を見せぬまま。
だけど・・・、
眼前に広がるは、北アルプスの清冽な流れ!
気温も上がり、ようやくウェットウェーディングが快適な時間帯に突入!
こんな素晴しい渓は、釣りができるだけでも楽しいですね~!
だんだん落差が増していき、遡行も難しい場所が出てきますが、
today_drifterさんと左右入れ替わりながら、なおも上を目指します。
この区間の終点で、today_drifterさんに九寸の良型が出たところで、
一旦渓から上がり、ふたたび上を目指しますが、またもや先行者。
この上は堰堤地獄みたいなので、上流は諦め、
朝に入れなかった区間へ入ってみます。
この区間も渋めですが、そこそこ反応があります。
でもやっぱりサイズは7.5寸が限界!
壁直下をtoday_drifterさんに任せ、僕は水深20センチほどの副流を攻めてみます。
こんなしょうもないポイントはだれもやらないからひょっとして・・・と思っていたら、
石のエグレから飛び出してきたのは九寸ほどの黒いイワナでした!
我ながら「せこいな~」とは思いますが、こういうところは居るんですよね!
まだ時間が余ったので、前日数が出たちょっと下のポイントへ戻って、
チョロチョロとイワナを釣ったところで、ようやくの納竿です。
型も数も、「そこそこ?」出たし、
なにより、ホームに匹敵するすばらしい美渓を釣り上がれたので、
大変満足のいく釣行になりました。
この渓はあと一月ほどで禁漁を迎えます。
今年はもう行く機会が無いでしょうけど、
来年も是非とも訪れてみたい渓です。
today_drifterさん、二日間お疲れ様でした!
おしまい!
○釣行データ
水温 :10.5~12℃
水量 :平水或いはチョイ多め?
フライ :#14~10 テレストリアルパラシュート
釣果 :イワナ